追儺図

ついなず
     

陳崇光(1839~1896)本名は炤、号は若木、字の崇光で知られる。江蘇揚州の人。美術界の重鎮であった黄賓虹(1865~1955)に賞賛されたことから、広く認知されるようになった。古画を臨摸することで自らの画風を打ち立てたとされる。

本作は、年末の行事である追儺を描いたもので、竈神や鐘馗に扮装した人びとが街を練り歩く様子。

                                               
作品名追儺図
ふりがなついなず
作者陳崇光
国名中国
制作年清時代後期 光緒6年(1880)
寸法106.3×50.6cm
目録番号陳-041
釈文夢華録載除夕教坊装判官鍾馗小妹土地 竈神之類為逐除人今吾揚猶有為跳竈王 者蓋其遺也若孫興公戴胡頭入桓宣武家 等並仿於古之大儺其流於戯則亦久矣 耕巌仁兄姻臺属写歳朝故事 戯筆以博一粲 時庚辰嘉平 若木弟陳崇光

陳崇光(1839~1896)本名は炤、号は若木、字の崇光で知られる。江蘇揚州の人。美術界の重鎮であった黄賓虹(1865~1955)に賞賛されたことから、広く認知されるようになった。古画を臨摸することで自らの画風を打ち立てたとされる。

本作は、年末の行事である追儺を描いたもので、竈神や鐘馗に扮装した人びとが街を練り歩く様子。

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