金帯囲銘硯

きんたいいめいけん
     

箱の蓋表面に「金帯圍」とあるように、硯側部分に一本の細い金線が廻らされた硯である。墨堂から墨池にかけて瓶の形に彫られており、瓶は「平」と中国語の発音が同音であることから、平和を象徴する吉祥のモチーフである。硯式は古様で、清時代後期以前に作硯されたものであろう。

                                           
作品名金帯囲銘硯
ふりがなきんたいいめいけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法4.6×18.7×25.7cm
目録番号Y-204

箱の蓋表面に「金帯圍」とあるように、硯側部分に一本の細い金線が廻らされた硯である。墨堂から墨池にかけて瓶の形に彫られており、瓶は「平」と中国語の発音が同音であることから、平和を象徴する吉祥のモチーフである。硯式は古様で、清時代後期以前に作硯されたものであろう。

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved