髭面で唐の官人服をまとい、大剣を帯びる鍾馗は「魔除け」「学業成就」のご利益がるとされ、赤い蝙蝠とともに描かれる。この図は右手に折扇を持ち、少しおどけた表情で描かれ、どこか親しみを感じる。
顧伯逵(1892-1969)号は九峰居士、片石斎老人など。揚州の人。若いころ各地を遊学し、石濤(1642~1707)、鄭板橋(1693~1766)、任伯年(1840~1895)らの長所を会得し、洒脱奔放な芸術的風格を得た。人物、山水、花卉、花鳥、など独自の画風を打ち立てた。
作品名 | 鐘馗図扇面 |
ふりがな | しょうきずせんめん |
作者 | 顧伯逵 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国36年(1947) |
寸法 | 17.5×49.0cm |
目録番号 | 3F-0047-1 |
釈文 | 時在 丁亥 天中 節前 一日 以奉 集斎 仁兄 先生 法家 雅教 九峰 居士 顧 伯逵 作於 聴秋 吟館 |
髭面で唐の官人服をまとい、大剣を帯びる鍾馗は「魔除け」「学業成就」のご利益がるとされ、赤い蝙蝠とともに描かれる。この図は右手に折扇を持ち、少しおどけた表情で描かれ、どこか親しみを感じる。
顧伯逵(1892-1969)号は九峰居士、片石斎老人など。揚州の人。若いころ各地を遊学し、石濤(1642~1707)、鄭板橋(1693~1766)、任伯年(1840~1895)らの長所を会得し、洒脱奔放な芸術的風格を得た。人物、山水、花卉、花鳥、など独自の画風を打ち立てた。