長方板硯

ちょうほうばんけん
     

紫色を基調とした板硯で、表面上部には石眼(せきがん)が見られる。石眼とは、淡緑色の丸い紋様の中に芯円を持つもので、中の芯円が二重、三重とあるものは特に良質な硯石とされる。

石眼は、端渓硯の特徴の一つであり、明確な石眼を持つこの硯も、端渓硯の優品といえる。

                                           
作品名長方板硯
ふりがなちょうほうばんけん
作者不詳
国名中国
制作年不詳
寸法2.4×12.9×18.1cm
目録番号FO-168

紫色を基調とした板硯で、表面上部には石眼(せきがん)が見られる。石眼とは、淡緑色の丸い紋様の中に芯円を持つもので、中の芯円が二重、三重とあるものは特に良質な硯石とされる。

石眼は、端渓硯の特徴の一つであり、明確な石眼を持つこの硯も、端渓硯の優品といえる。

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