款記は陸游の詩「禽言」四首の二を引用する。陸游(1125~1210)は南宋の文人。放翁と号す。山陰(浙江省)の人。官吏としては不遇であったが、南宋第一の詩人として蘇軾と並び称された。絹本の織り目を利用して、風の動きを巧みに表現する。
作品名 | 陸放翁禽言詩図扇面 |
ふりがな | りくほうおうきんげんしずせんめん |
作者 | 銭慧安 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代末期 光緒22年(1896) |
寸法 | 18.1×50.3cm |
目録番号 | 4b-0230 |
釈文 | 抜筍抜筍 入箐不辞風雨窘 養成會見高拂 雲取供口腹初不忍 獨持両把慰倚門 慈顔一笑如春温 放翁禽言四首之二 丙申上巳辰仿白陽本 清谿樵子 銭慧安 時年六十有四 |
款記は陸游の詩「禽言」四首の二を引用する。陸游(1125~1210)は南宋の文人。放翁と号す。山陰(浙江省)の人。官吏としては不遇であったが、南宋第一の詩人として蘇軾と並び称された。絹本の織り目を利用して、風の動きを巧みに表現する。