王済遠(1893~1975)は、高等師範学校卒業後自力で油彩・水彩画を学び、著名な画家である張大千(1899~1983)らとも交流した。また、西洋画を学ぶため劉海粟(1896~1994)らの創設した「天馬会」にも参加した。そのため、早くから西洋画の大家として著名となり、長く美術教授をつとめ、のちアメリカに活動拠点を移した。本作は、伝統的水彩画の構成をとりながら、筆致や彩色に水彩画の技法が取り入れられている。
作品名 | 陽朔諸峯図 |
ふりがな | ようさくしょほうず |
作者 | 王済遠 |
国名 | 中国 |
制作年 | 民国25年(1936) |
寸法 | 77.0×68.5cm |
目録番号 | 5b-3576 |
釈文 | 陽朔諸峯 二十五年五月済遠写於舟次 |
王済遠(1893~1975)は、高等師範学校卒業後自力で油彩・水彩画を学び、著名な画家である張大千(1899~1983)らとも交流した。また、西洋画を学ぶため劉海粟(1896~1994)らの創設した「天馬会」にも参加した。そのため、早くから西洋画の大家として著名となり、長く美術教授をつとめ、のちアメリカに活動拠点を移した。本作は、伝統的水彩画の構成をとりながら、筆致や彩色に水彩画の技法が取り入れられている。