隷書七言対聯

れいしょしちごんついれん
     

桂馥(1736~1805)は、字は未谷、雩門といいました。清時代中期の文字学者として有名です。

この作品は、唐・玄宗(685~762)の石台孝経の書風を倣ったものでしょうか、独特の文字表現があります。彼は、誰かれなく頼まれて書を書くことをしなかったといいます。落ち着いた深みのある作品です。読みは「琴の韻、書の聲は天の趣きを得る。華の香り、鳥の囀りは人の思いを動かす」。(漢字部 資料紹介 2012年8月号)

                                               
作品名隷書七言対聯
ふりがなれいしょしちごんついれん
作者桂馥
国名中国
制作年清時代中期
寸法各144.5×30.0cm
目録番号4A-0809
釈文琴韻書声得天趣 華香鳥語動人思 雩門桂馥

桂馥(1736~1805)は、字は未谷、雩門といいました。清時代中期の文字学者として有名です。

この作品は、唐・玄宗(685~762)の石台孝経の書風を倣ったものでしょうか、独特の文字表現があります。彼は、誰かれなく頼まれて書を書くことをしなかったといいます。落ち着いた深みのある作品です。読みは「琴の韻、書の聲は天の趣きを得る。華の香り、鳥の囀りは人の思いを動かす」。(漢字部 資料紹介 2012年8月号)

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