翟雲升(1776~1858)は字を舜堂といい、文泉と号した。山東東莱の人。道光2年(1822)の進士。金石・古文字学に精しく、書法を善くした。本作は、漢代の銅鏡の銘文をアレンジしたものであろう。内容は「不幸を遠ざけ、商売繁盛、両親が長く元気で、子孫が繁栄し、みな高位高官に就いて、長生きするように」というもの。現世の幸福を素直に追求する吉祥の文句である。
作品名 | 隷書漢銅鏡銘軸 |
ふりがな | れいしょかんどうきょうめいじく |
作者 | 翟雲升 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代中~後期 |
寸法 | 93.0×44.5cm |
目録番号 | 4A-4214 |
釈文 | 青盖作鏡自有紀辟 除不祥宜吉市長保 二親利孫子為吏高 官寿命镹 文泉翟雲升 |
翟雲升(1776~1858)は字を舜堂といい、文泉と号した。山東東莱の人。道光2年(1822)の進士。金石・古文字学に精しく、書法を善くした。本作は、漢代の銅鏡の銘文をアレンジしたものであろう。内容は「不幸を遠ざけ、商売繁盛、両親が長く元気で、子孫が繁栄し、みな高位高官に就いて、長生きするように」というもの。現世の幸福を素直に追求する吉祥の文句である。