隷書臨礼器碑軸

れいしょりんれいきひじく
     

褚徳彝(1871~1942)、字は守偶、松窓・礼堂と号した。清末民国初における金石考証学の名家である。呉昌碩・王禔らと交流があり、書は褚遂良風ほか篆・隷に長じた。

本作は、後漢時代の礼器碑を節臨したもので、八分隷の波磔を学究の徒らしい緊張感ある筆致で表現している。

                                               
作品名隷書臨礼器碑軸
ふりがなれいしょりんれいきひじく
作者褚徳彝
国名中国
制作年民国28年(1939)
寸法134.5×31.0cm
目録番号4A-3714
釈文惟永寿二年青龍在涒歎霜月之霊皇極 之日鲁相河南京韓君追惟大古華胥生 俱制元道百王不改 漢韓叔節脩孔廟礼器碑松窓臨

褚徳彝(1871~1942)、字は守偶、松窓・礼堂と号した。清末民国初における金石考証学の名家である。呉昌碩・王禔らと交流があり、書は褚遂良風ほか篆・隷に長じた。

本作は、後漢時代の礼器碑を節臨したもので、八分隷の波磔を学究の徒らしい緊張感ある筆致で表現している。

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