本作は、隷書で「桃華原裏の人家」と揮毫する。これは、唐代の自然詩人である王維が、陶淵明の「桃花源記」を引用して詠んだ「田園楽」の一句で、理想的な隠者の生活を「桃源郷」に仮託したもの。筆は清中期の学者で能書家の桂馥(1736~1805)による。
作品名 | 隷書田園楽句軸 |
ふりがな | れいしょでんえんらくくじく |
作者 | 桂馥 |
国名 | 中国 |
制作年 | 清時代中期 嘉慶5年(1800) |
寸法 | 97.5×47.0cm |
目録番号 | 4A-0444 |
釈文 | 桃華原裏 人家 庚申仲冬 桂馥 |
本作は、隷書で「桃華原裏の人家」と揮毫する。これは、唐代の自然詩人である王維が、陶淵明の「桃花源記」を引用して詠んだ「田園楽」の一句で、理想的な隠者の生活を「桃源郷」に仮託したもの。筆は清中期の学者で能書家の桂馥(1736~1805)による。