雨畑石

あまはたせき
     

雨畑石は、山梨県南巨摩郡早川町で産出され、石色は雄勝石同様、黒色で、粘板岩で粒子が細かく、下墨、発墨が良く、水持ちも良いとされる。鋒鋩は適度な角度を持ち、その量が多いことから、墨が細かく滑らかに磨れる。

『和漢硯譜』の日本研材の項にも「雨端硯」の記載が見え、歴史ある日本の硯の一つである。

                                           
作品名雨畑石
ふりがなあまはたせき
作者不詳
国名日本
制作年不詳
寸法17.9×10.2×4.1cm
目録番号YJ-004

雨畑石は、山梨県南巨摩郡早川町で産出され、石色は雄勝石同様、黒色で、粘板岩で粒子が細かく、下墨、発墨が良く、水持ちも良いとされる。鋒鋩は適度な角度を持ち、その量が多いことから、墨が細かく滑らかに磨れる。

『和漢硯譜』の日本研材の項にも「雨端硯」の記載が見え、歴史ある日本の硯の一つである。

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