房毅 (1889~1979)は字を虎卿といい、揖峰と号した。江蘇常州の人。山水・走獣画を得意とし、特に水墨による龍を得意とした。
龍は、鳳凰・麒麟・亀とともに「四霊」に数えられ、その長が龍である。そのため最大の吉祥物とされ、特に五指の龍は天子の象徴である。また、雲を呼び雨を降らすともされ、水にまつわる信仰にも関わり深い。方角神の中では東の「青龍」にあたる。本作は、伝説上の聖獣を厳かかつ躍動的に描いている。
作品名 | 雲龍図 |
ふりがな | うんりゅうず |
作者 | 房毅 |
国名 | 中国 |
制作年 | 中華民国 |
寸法 | 126.0×47.8cm |
目録番号 | 4b-0525 |
釈文 | 蘭陵房虎卿 |