この作品には、旧所蔵者による「らくがき」が見られます。上巻には、「加藤正晴」という名の武士が描かれ、下巻には、「ふじの山雪は/永くおり(?)て/いつかはとけて/春のまもなく」という歌が書かれています。いずれも、作品の内容とは関係のないものですが、習字や読書の合間に、このような「らくがき」を書いていたと想像すると、親しみがわいてきます。
最終頁には、「国友県長柄丁(町?)」とあります。「国友県」は過去にも存在が確認されない地名です。これがどこかの地名をさすのか、あるいは架空の地名なのか、よく分かっていません。
上巻「らくがき」
下巻「らくがき」
▼SNSでも作品を紹介しています
日本習字観峰館(@kampo_museum)がシェアした投稿
作品名 | 頭書絵註 庭訓往来講釈(上・下) |
ふりがな | とうしょえちゅう ていきんおうらいうこうしゃく |
作者 | 渓斎英泉 |
国名 | 日本 |
制作年 | 江戸時代後期 |
寸法 | 18.0×12.2cm |
目録番号 | 寺往‐096 |
この作品には、旧所蔵者による「らくがき」が見られます。上巻には、「加藤正晴」という名の武士が描かれ、下巻には、「ふじの山雪は/永くおり(?)て/いつかはとけて/春のまもなく」という歌が書かれています。いずれも、作品の内容とは関係のないものですが、習字や読書の合間に、このような「らくがき」を書いていたと想像すると、親しみがわいてきます。
最終頁には、「国友県長柄丁(町?)」とあります。「国友県」は過去にも存在が確認されない地名です。これがどこかの地名をさすのか、あるいは架空の地名なのか、よく分かっていません。
上巻「らくがき」
下巻「らくがき」
▼SNSでも作品を紹介しています
日本習字観峰館(@kampo_museum)がシェアした投稿