本日、【日本習字会員限定】観峰館オンライン講座を実施しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
江戸時代に出版された「慶安手鑑」は、手鑑にふれる際、その基本となる書物です。現代でも入手可能なこの書物の中には、「古筆」と呼ばれる平安時代以前の書の他、鎌倉・室町時代に活躍した様ざまな著名人の書が含まれています。
この講座では、それらの書をどのように扱い判断すればいいか、実作品にふれながらお話ししました。また、大ヒット書物であるが故、慶安手鑑が別の目的で使用されるといった事例も生じました。書の手本、鑑定の基準となる書、読み物・・・様ざまな利用価値のあるこの書物のことを知っていただく機会になったかと思います。
来月も観峰館オンライン講座を開催します。詳しくは下記をご覧ください。
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