本日、観峰館オンライン講座「観峰先生の作品紹介(6)」を実施しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
本日の講座では、観峰館所蔵「黄鶴楼詩」を紹介しました。この作品は、落款の書きぶりから、観峰先生60歳代頃の作品かと思います。
李白の詩「与史郎中欽聴黄鶴楼上吹笛」七言絶句の下二句を書いた作品です。この作品では、線の太細の変化が作り出すリズムが大きなポイントとなっています。その変化を作る運筆の速さと墨量の案配が、鑑賞者を詩の情景へいざなう効果を演出しています。
詩を理解し、紙の上にその情景を再現する意図をもって作品を作る。という高度な表現が魅力となっています。
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