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【お知らせ】記念講演会「東近江地域文化財の再検討」を開催しました!

記念講演会を開催いたしました

本日、記念講演会「東近江地域文化財の再検討」を開催しました。ご来館・ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。

和澄浩介氏(滋賀県立琵琶湖文化館 主任学芸員)を講師にお招きし、滋賀県内にたくさんある文化財についてご講演をいただきました。

講演では、東近江地域の注目すべき仏像彫刻の、最新の調査研究の成果について語られました。主だったものとして、梵釈寺の宝冠阿弥陀如来坐像、慶岸寺の阿弥陀如来坐像、善勝寺の弥勒菩薩像及び十一面観音立像等が取り上げられました。

また、現在、特別企画展にて出品中である長命寺所蔵「勢至菩薩像」や、長光寺所蔵「獅子頭」についても、最新の知見を述べられました。最後に、これらの事例を通して、古代から中世への変革と造寺造仏との関連性について述べられ、講演会が終了しました。

講演会の冒頭では、特別企画展の担当学芸員から、観峰館の企画展の経緯についての説明もあり、来場者の皆さまにとって、充実した内容となったのではと思います。

特別企画展は11月26日(日)まで開催しております。皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 

【展覧会情報】

特別企画展「近江・聖徳太子伝承社寺の美術―地域に根付いた文化財たち―」

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