本日、土曜講座「近江の太子信仰とは何なのか?」を実施いたしました。ご来館・ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。
本日の講座では、展覧会のシンボルである百済寺所蔵「聖徳太子六随臣像」の意義を中心に、東近江地域における太子信仰について私見を述べさせていただきました。調査の時には気付かなかったことが、会期が進むにつれ、来館者の皆さまとの会話を通して「気付き」となり、再び調査成果と結び付いて形になる、その過程を体験できたことは、学芸員として貴重な経験となりました。
昨日よりずいぶん気温が下がり寒空の一日となりましたが、展覧会最後(当館にとっても今年の最後)を飾るイベントにご参加いただき、誠にありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。
特別企画展は11月26日(日)まで開催しております(図録も引き続き販売しております)。皆様のご来館をお待ちしております。
【展覧会情報】