〜
〜
本作は、竹製の長椅子に寄りかかって涼をとる女性を描いている。末尾に添えられた詩によると、この女性は涼気の心地よさとは裏腹に、物思いにふけ、寂寞の感に打たれているのだという。また、俗塵に汚されることのないそのたおやかな姿は […]
〜
凌虚(1919~2019)は字を万頃といい、碧浪野叟と号する。上海の芸術専門学校で国画を学び、また書・篆刻もよくした。その後芸術学校の教授を歴任するとともに、国内各地の展覧会で数々の賞を受けており、作品を収蔵する施設・個 […]