葵紋瓦当

円心より均等に葉と矢印のような形状のデザインが施されたこの瓦当は、葵文もしくは水渦文に属するものと考えられます。いずれにしても、その出土例は比較的少なく、貴重なものです。

       

葵紋瓦当

秦時代の瓦当の出土例は多く、その紋様も多様ですが、その中でも、葵文や水渦文などは実例が少なく、貴重なものです。葵文の蔓は、生命力の象徴とされています。

       

網心雲紋瓦当

円心は、網線の装飾があり、周囲に雲紋が鋳込まれています。網の文様は、狩猟や漁業など生活習慣に由来しています。

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