篆書臨石鼓文四屏

本作は、中国最古の刻石《石鼓文》を臨書したものです。 《石鼓文》は臼状の石に文字が刻されたもので、唐の貞元年間(785~805)に出土しました。書体は篆書体ですが、秦の始皇帝(前259~前210)が定めた「小篆」よりも古 […]

       

一葉落図

呂鳳子(1886~1959)は、名を濬といい、近代を代表する画家であり、美術教育家である。出典は、五代後唐の荘宗こと、李存勖(りそんきょく)の詩「一葉落」。詩塘部分には、「忍而龢(和)斉家上策勤與倹創業良図 観峰書」とあ […]

       

呂鳳子造仏図

呂鳳子(1885~1959)は名を濬といい、字の鳳子で通る。仏は無量寿仏か羅漢か、判然としない。手足を衣に隠し座る姿は、とても愛らしくユーモラスである。

       

花卉図

鄧芬(1894~1964)は字を誦先といい、曇殊と号した。幼くして聡明で知られ、詩文は一度聞けば諳んじられ、書画・音楽もすぐに自分のものにしたという。その他にも細工物などを嗜み、多芸多才であった。近代の大家である張大千( […]

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