淳化閣帖(玉泓館本)

明の顧従義(1523~1588)による翻刻本。嘉靖45年(1566)成った。藩允亮(はんいんりょう)所蔵の賈似道(かじどう)旧蔵原拓本を借りて底本としたもので、摸刻共に優れた佳帖である。刊行時から好評を博し、受容も多かっ […]

       

羅漢図

呂鳳子(1885~1959)は名を濬といい、字の鳳子で通る。はじめ官界を目指すが、科挙制度の廃止によって美術専攻に転じ、李瑞清に師事して才能を認められる。その後民国時代から解放後にかけて美術教授を歴任し、美術団体に参与し […]

       

花鳥図

唐雲(1910~1993)は字を侠塵といい、大石居士と号した。幼少より絵を好み、中学を卒業後女学校の国画教諭をしつつ美術団体に所属し、画技を磨いた。日中戦争後は上海に出て絵を売って生計をたて、解放後はさまざまな美術委員を […]

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