篆書菜賛四則軸

楊沂孫(1812?~1881)は江蘇常塾の人です。史書には「吾が書の篆・籀は鄧氏(清時代を代表する篆刻家)に拮抗し、得意の処は或いは之に過ぐ」と自ら豪語したと載っています。つまり大変な自信家であったようです。その得意の作 […]

       

行書徐鼎臣秦碣石頌後横披

清時代後期の学者であり書家としても著名な楊沂孫(1813~1881)が、徐鉉(916~991)の写した「碣石頌」について述べた文章を書いた作品です。同じ文章が作品「宋徐鼎臣臨秦碣石頌」にも掲載されています。金箔を散りばめ […]

       

倣羅聘達磨図

本作は、清時代初期の揚州八怪の一人で個性的な画家・羅聘(1733~1799)に倣った王震(1867~1938)の絵画です。達磨は6世紀にインドから中国に渡って臨済宗の祖となった僧ですが、後に面壁九年の修行を経て悟りを開い […]

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