真鍮製文鎮

古玩文具の魅力⑧ 文鎮は紙をおさえる道具です。紙鎮や鎮紙とも言われます。 揮毫(きごう)の時に紙をおさえるものは文鎮、読書の時にページや巻子(かんす)をおさえるものは書鎮と呼ばれます。ただし、書鎮は下部が滑らかで、ある程 […]

       

草虫図横披

作者の王素(1794~1877 字は小梅)は、花卉・禽獣などすべてにすぐれたが、特に細密な人物画で知られた。本作は、クモ・トンボ・クツワムシ・トカゲなどを描く。植物と虫を組み合わせた草虫図は、動植物を包括する花鳥画の範疇 […]

       

墨蘭図斗方

王宸(1720~1797)は、山水画の大家・王時敏(1592~1680)の六世孫で、王原祁(1642~1715)の曾孫にあたる。乾隆年間に活躍し、書は顔真卿(709~785)に似て、山水画は家学を受け継いだという。本作は […]

       

楷書斗方

張照(1691~1745)は、字は得天、天瓶居士などと号した。松江華亭の人。康熙48年(1709)の進士。官は刑部尚書に至った。彼は多方面にわたって、すぐれた才能をもったが、とくに書に於て、雍正・乾隆二帝の寵愛をうけた。 […]

       

草書臨孫過庭書譜軸

本作は唐時代の孫過庭(648?~703?)によって書かれた書論《書譜》を臨書したものです。 《書譜》は、書を論じた内容とともに、草書学習における手本として、古くから用いられてきた作品です。原本は現在、国立故宮博物院(台北 […]

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