緑陰鳴琴図

許昭(1887~?)は字を微白といい、箕穎草堂と号した。幼くして絵画をたしなみ、師に付くことなく独学で美人・山水・花鳥などの画題をものにした。また書・篆刻にも工であった。古画の模写にすぐれ、宋・元の筆法を取り入れたその画 […]

       

行書軸

費新我(1903~1992)は名を省吾といい、後に新我と改めた。30歳を過ぎてから絵画を学び始め、最初は西洋画を、解放後は国画を習得し、蘇州画院の画師にまでなった。同時に書作もおこなったが、最初は特色に欠けていたという。 […]

       

隷書臨石門頌軸

馬一浮(1883~1967)は名を浮といい、湛翁を号した。字の一浮で通る。近代新儒家学派を代表する思想家であるとともに、書家・篆刻家としても著名である。20歳で渡米して西洋文学を学び、ついで独・日に遊学して西洋哲学を研究 […]

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