山水図扇面

張賜寧(1743~?)、字は坤一、号は桂厳。河北滄県の人。官は江南通州州判。初めて北京に遊んだ折には、羅聘(1733~1799)と名を等しくしたという。晩年は楊州に住んだ。この小品は75歳の作。長江を臨む高台に坐り、往来 […]

       

篆書臨嶧山刻石軸

清時代後期の官僚であり能書家としても知られる沈曽植(1850~1922)が、始皇28年(前219)に刻された「嶧山刻石」を臨書した作品です。字形は均整をとりながらも少し傾き、震えるような肥痩のある線によって書かれています […]

       

隷書臨西嶽華山廟碑軸

この碑は成熟期の漢隷の代表といえますが、元の碑は明時代に壊れて拓本のみが伝わっています。碑の文字は「方整・流麗・奇古」三つの要素がそなわった漢碑第一と評されています。 沈曽植(1852~1922)は、1880年の進士。歴 […]

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