隷書臨礼器碑扇面

受冝先生(不詳)の66歳の長寿を祝って描いた作品です。扇面の折幅に沿って整然と配置された隷書の結体(文字の形)は美しく、「礼器碑」の特徴を崩していません。 作者の張彦(1878~1967)は浙江呉興の人です。字は公威、烟 […]

       

行書六言対聯

王撰(1623~1709)は字を異公といい、隨庵などと号しました。明末清初の書画家である王時敏(1592~1680)の第三子です。 本作は、「竹に降る露、松を過ぎる風、芭蕉の葉に当たる雨、茶を沸かす煙、琴の音、書を読む声 […]

       

隷書八言対聯

楊逸(1864~1929)は字を東山、号を魯石と称した。晩年は無悶と号した。江蘇上海の人。早年に高邕(1850~1921)の家に住んだことから影響を受け、詩書画を善くした。漢の「石門頌」からもっとも多くを学んだ。呉昌碩( […]

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