寿星図(東方朔図)

本作は、白髪白髯の老人が桃のなる枝を持つ姿を描く。「寿星」とは、「南極老人」とも呼ばれる長寿を司る吉祥の神である。本作品名は題箋によったが、人物の容姿から、あるいは「東方朔(とうほうさく)」の方が適当かも知れない。「東方 […]

       

鄭婢知詩図

後漢の時代に鄭玄(127~200)という大学者がいました。儒学関係のあらゆる典籍に通じており、多くの門人を抱えていました。鄭玄の家には下女も住み込んでいましたが、彼女たちも主人の影響を受け、古典の知識が身についていました […]

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