行書論米元章天馬賦軸

本作は、顔法と北碑を融合させた壮年期の行書作品。各字の結体は、顔真卿(709~785)の「争坐位文稿」を主としつつ、「天」「大」「平」「為」などの横画に見られるような、北魏楷書風の露法による鋭角の起筆が混在する。両者は自 […]

       

隷書八言対聯

屠倬(1781~1828)、字は孟昭、号を琴鄔といいます。晚年の号は潜園老人。銭塘(今の杭州)の人。嘉慶13年(1808)の進士、翰林院庶吉士となりました。のち江蘇儀徴県の知県に任命され、在任期間中に当地の経済を発展させ […]

       

陶製獣脚円面硯

古玩文具の魅力④ 硯の歴史は古く、その原型と考えられる石板状の墨磨り具が出現したのは、中国・漢時代頃と考えられ、魏晋南北朝時代に、普及していきます。そして同じ頃、今回ご紹介するような陶製の硯が現れ、唐時代に全盛を迎えます […]

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