駿馬図

陳曽寿(1878~1949)、字は仁先、蒼虬と号した。官吏を勤めつつ詩人としての傑出した才能で知られ、また書画も得意とした。 馬は、前近代において最も優れた乗り物であり、その身体能力の高さに神秘性が感じられてきた。また重 […]

       

鍾馗図

本作は、酒に酔って寝ころぶ鍾馗を描く。上部には、「唐代から千年以上、魔除の神として崇められてきた自分が、最近は世情の変化でないがしろにされているので、酒でも飲んで居眠りしていた方が気楽だ」という趣旨の愚痴が記されている。 […]

       

花鳥図

張書旂(1890〜1957)は名を世忠といい、字の書旂で知られる。上海美術学校にて油絵・水彩画・木炭画を学ぶとともに、呉昌碩・呂鳳子に国画を学んだ。卒業後は美術教員をつとめ、また渡米して中国文化・美術の宣伝にもあたった。 […]

       

陽朔諸峯図

王済遠(1893~1975)は、高等師範学校卒業後自力で油彩・水彩画を学び、著名な画家である張大千(1899~1983)らとも交流した。また、西洋画を学ぶため劉海粟(1896~1994)らの創設した「天馬会」にも参加した […]

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