草虫図横披

作者の王素(1794~1877 字は小梅)は、花卉・禽獣などすべてにすぐれたが、特に細密な人物画で知られた。本作は、クモ・トンボ・クツワムシ・トカゲなどを描く。植物と虫を組み合わせた草虫図は、動植物を包括する花鳥画の範疇 […]

       

墨蘭図斗方

王宸(1720~1797)は、山水画の大家・王時敏(1592~1680)の六世孫で、王原祁(1642~1715)の曾孫にあたる。乾隆年間に活躍し、書は顔真卿(709~785)に似て、山水画は家学を受け継いだという。本作は […]

       

合作清供図横披

徐玖(生卒年不詳)が梅、王素(1794~1877)が芝、劉彝(生卒年不詳)が果実、倪璨(1764~1841)が茶壷、李育(1843~?)が蘭を描いた合作作品。いずれも江蘇揚州の画家たちであり、交友関係がうかがえる興味深い […]

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