行書八言対聯

陳夒龍(1857~1948)は、中国西南部の貴州貴陽の人です。若くして秀才となり、29した。順天府尹(首都北京の民間区画の行政長官)や、地方巡撫(省の長官)などを歴任しました。辛亥革命後も、請われて重職につきますが、晩年 […]

       

楷書臨鄭羲下碑軸

六朝楷書というと、「孫秋生造像記」などに代表される龍門造像記を思い浮かべます。岩肌を鑿で彫った刻書の力強さと荒々しさが魅力です。転節部分が鋭角に切りあがったスタイルを方筆と呼んでいます。 同じ時代に、山東の山々を巡りその […]

       

篆書臨石鼓文軸

清末から中華民国初期にかけて書・画・篆刻の分野で活躍した呉昌碩(1844~1927)が、石鼓文を臨書した作品。 細身の線で書かれた本作は、呉昌碩晩年の臨書作品と異なる風格を持つ。落款から44歳の作と推定され、館蔵品におい […]

       

隷書臨石門銘軸

李健(1881~1956)は清時代末に生まれ、1956年まで生きた現代の書家です。石門は、後漢の石門頌や開通褒斜道の摩崖があることで有名な、漢中から関中へ通じる難所です。秦漢時代を通じて修築が繰り返されたトンネルを北魏時 […]

       

行書臨董其昌軸

呉永(1865~1936)は清時代後期に官僚として活躍した人物です。60歳をすぎて書名があったといいます。中華民国成立後も官職にいた彼ですが、30年にわたって董其昌(1555~1636)の書を学びました。 董其昌は明時代 […]

       

草書陶淵明帰去来辞軸

魏楽唐(1921~2012)は浙江出身の書法家・篆刻家で、晩年は在米華人初の抽象画家として知られました。10歳から書を学び、金石碑版を専攻しました。16歳にして上海で書画展を開催し、28歳で香港に渡って西洋画を学び始めま […]

       

草書臨孫過庭書譜軸

劉毓瑶(1864~?)は、字を貢揚といい、天津揚柳青の人です。清未の金石書法家で、清の京師大学堂を卒業しました。民国時代の初めは国務院に勤めたこともあります。普段から金石碑版の書を愛好し、特に篆書に巧みでした。書、篆刻に […]

       

行書五言律詩軸

葉恭綽(1881~1968)は字を裕甫・誉虎といい、遐翁・遐庵と号した。祖父・父ともに広東で金石・書画・詩文で名を知られ、その家学を受け継いだ。一方で中華民国では交通担当の政治家として活躍し、解放後はピンインの制定など普 […]

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