張志和(730?~810?)は唐代の道士であり詩人です。最初官途に就きましたが、左遷の憂き目に合ったことから官を辞し、在野で隠棲しました。彼は自らを「煙波釣徒」と称し、餌をつけない釣り糸を垂らしたといわれています。おそら […]
〜
〜
王瓘(1847~?)字は孝禹。辛亥(1911)以後は字が通行した。四川同梁の人。あるものには安徽桐城の人とも天津の人ともいう。出自、卒年定かでない。書は特に篆隷に巧みで鄧石如(1743〜1805)・趙之謙(1829〜18 […]
〜
【参考文献】 松宮貴之「張照の書と書論-日本に於ける張照研究の整理と再編に向けての考察-」『観峰館紀要』第8号、公益財団法人日本習字教育財団観峰館、2012年 観峰館紀要 第8号
〜
曾默躬(1881~1961)は、字を墨公、号を阿默といい、四川成都の人。医師であるとともに、詩・書・画・篆刻にすぐれ、とくに金石研究と篆刻で知られた。書画作品の大部分は、文化大革命中に散逸したとされる。 本作は、「大字麻 […]
〜
伊秉綬(1754~1815)は、字を組似、号を墨卿といい、福建寧化の人。乾隆54年(1789)の進士。その書は、独特な造形の隷書で知られるが、楷書・行書では、顔真卿(709~785)風の作品を残している。 本作は、大暦6 […]
〜
孫廷翰(1861~1918)は、字を運章、号を問清といい、浙江諸暨の人。光緒15年(1889)の進士。義和団事件の際、多くの書籍が失われたが、孫廷翰は家産を傾けて書籍千冊を影印し、北京大学等に寄贈した。民国成立後は、浙江 […]