隷書臨尹宙碑軸

本作は、後漢時代の熹平6年(177)に建てられた石碑《尹宙碑》を臨書したものです。 《尹宙碑》は、尹宙(115~177)の功績を述べた石碑です。延熹7年(164)の《孔宙碑》とあわせて「二宙」と呼ばれることもあります。 […]

       

行書八言対聯

呉可読(1812~1879)は、字を柳堂といい、甘粛省蘭州の出身。道光29年(1849)の進士。清廉潔白な政治家として知られ、同治帝死後、光緒帝即位並びに西太妃の「垂簾聴政」に対し屍諌したという。本書は「集禊帖」とあるよ […]

       

篆書八言対聯

張石園(1898~1959)字は克龢。石園と号した。江蘇武進の人。中国画・書法・篆刻に長じ、上海中国画院画師・上海市文史館館員を務めた。著に「石園印存」「張石園画集」がある。端正でさわやかな金文である。題跋にも「甲骨文書 […]

       

行書七言対聯

趙光(1797~1865)が生きた時代は、清王朝が緩やかに衰退し始めたころです。書学の分野では金石学の研究成果を踏まえた新たな展開として、阮元(1764~1849)の南北書派論や包世臣(1775~1855)の実践理論など […]

       

行書臨枯樹賦軸

「枯樹賦」は貞観4年(630年)、褚遂良35歳のときの書で、褚書中、書写年代の最も早い優れた行書である。『枯樹賦』本文は、庾信が作った賦で、褚遂良の書のそれは、古くは徐浩の『古迹記』に見える。この『古迹記』の文や書風から […]

       

楷書七言対聯

張百熙(1847~1907)は、清朝後期の政治家。字を野秋といい、湖南省長沙の人。同治13年(1874)の進士。潘祖蔭(1830~1890)、李鴻章(1823~1901)らに重く用いられ、日清戦争以後は変法強国をとなえ、 […]

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