行書臨顔真卿争坐位帖軸

譚組雲(1876~1949)は、原名を徳鍾、号を高譚といい、字の組雲で通る。江西南昌の人。のち江蘇海安に移る。貧しい家に生まれ、刻苦して書を学ぶ。上海に居住し、書を売って生計を立てた。その書は、王羲之(303~361)・ […]

       

行書五言対聯

楊了公(1864~1929)は、原名を錫章、字を至文といい、号の了公で通る。江蘇松江の人。清末、同盟会に参加して辛亥革命に身を投じたが、袁世凱(1859~1916)討伐に失敗すると上海租界に居住し、書を売って生計を立てた […]

       

篆書六言対聯

呉秉権(1832~1881)「篆書六言対聯」は、第一聯に考亭(=朱熹、1130~1200、朱子学の祖)が半日静かに端坐して心を落ち着け、半日学問に没頭した故事を、第二聯に欧陽脩(1007~1072)「秋声賦」の冒頭を引用 […]

       

行書横披

胡遠(1823~1886)は、字を公寿、号を痩鶏といい、江蘇華亭の人。詩・書・画ともに善くし、書は顔真卿(709~785)を学んだ。上海で活躍し、特に画で知られた。 本作は、「繍詩閣」という建物の名を揮毫したもの。これを […]

       

行書臨米芾蘭亭序跋軸

溥伒(1893~1966)は、清の宗室愛新覚羅氏。字は雪斎、号は松風主人、一般に溥雪斎で通る。書画をよくし、画は山水・花鳥・人物・走獣すべてにすぐれ、書は米芾(1051~1107)と趙孟頫(1254~1322)にならった […]

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