篆書臨天発神讖碑軸

本作は、三国時代の呉に建てられた石碑《天発神讖碑》を臨書したものです。 《天発神讖碑》は独特の書風を持つ碑として有名です。書体は篆書体ですが、隷書体の筆法を用いていると言われ、結果として篆書体でも隷書体でもない、独自の書 […]

       

楷書曾国藩家書句軸

符鋳(1886~1947)は、字を鉄年、号を瓢庵といい、広東潮州の人。晩年は上海に居住した。詩・書・画にすぐれ、書は顔真卿(709~785)を基礎に、褚遂良(596~658)や米芾(1051~1107)など各体を融合した […]

       

行書五言句横披

楊守敬(1839~1915)、字は惺吾、隣蘇老人と号した。地理学者・金石学者であるとともに能書家で知られた。明治13年(1880)、来日に際して万余の漢魏六朝の碑版法帖を持ち込み、日本における六朝書ブームの火付け役となっ […]

       

篆書集祀三公山碑対聯

童大年(1874~1955)、原名は暠、字は醒盦という。性涵と号した。江蘇崇明の人。杭州や上海に流隅して六書に精究した。篆刻は泰漢を宗とし、浙派・鄧派の各派に及び「神妙ならざはなし」と評された。書は各体に巧みでなかでも篆 […]

       

篆書七言対聯

王爾度(1837~1919)は鄧派の篆刻家。名はあるいは尒度といい、字は頃波、頃陂です。齋堂名は古梅閣といい、暨陽(江蘇江陽)の出身です。南北各地に遊訪し、篆刻は鄧石如(1743~1805)に学びました。書は篆・隸をよく […]

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