袁克文(1890~1931)は字を豹岑、寒雲と号した。河南省項城の人。袁世凱(1859~1916)次子。四書五経を熟読し、書画に精通した他、多くの金石書画、書物等を収蔵し研究した。袁世凱の皇帝即位に反対し、父の怒りを買っ […]
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「新百人一首」は、室町幕府第九代将軍・足利義尚撰とする私撰和歌集で、文明15年(1483)10月24日、三条西実隆が足利義尚のもとで見ており、この日迄に少なくともその原型が存在していたとされる。その内容は、藤原定家撰「小 […]
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本作は、北魏の《元欽墓誌銘》を臨書したものです。 《元欽墓誌銘》は北魏時代の永安元年(528)に刻されたものです。洛陽から出土しました。その文字の見事さが高く評価されており、「作者が誰か分からないことが惜しいばかりである […]
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前近代中国において官僚となる人は、科挙という登用試験に合格しなければなりませんでした。科挙は、古典の知識や文章力などが問われ、競争率数百倍におよぶ超難関試験である一方、筆記試験であることから、答案に書かれる文字の姿も重要 […]
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清末~現代にかけて活躍した書家・蕭蛻(1863~1958)が梁の「瘞鶴銘」を臨書した作品。「瘞鶴銘」は岩肌に刻されたもので、字が傾き、行に歪みが見られる。本作も、そのような姿を再現するように、字はやや傾いている。また、一 […]