臨書巻

馬衡(1881~1955)、字は叔平、无咎と号した。金石学者であり、北京大学教授、故宮博物院院長を歴任した。また、金石碑版の臨書作品も多く残している。本作は、甲骨・金文・石鼓文から蘭亭序・書譜まで九種の古典を学者らしい実 […]

       

行書論書巻

弘旿(1743~1811)は、清の宗室愛新覚羅氏。「弘」字を冠するので、世代としては、乾隆帝と同じです。字は卓亭、号は恕斎、固山貝子(四等爵)に封ぜられました。詩・書・画ともにすぐれ、この作品は敬斎先生(未詳)所蔵の書巻 […]

       

臨顔真卿巻

この巻子は顔真卿(709~785)の《争坐位帖》を全て臨書したあと、《大唐中興頌》を臨書したものです。全長は10mを超えます(図版は巻頭部分)。 《争坐位帖》は《争坐位文稿》とも呼ばれ、《祭姪文稿》・《祭伯文稿》とともに […]

       

行書臨集王聖教序横披

本作は、王羲之(303?~361?)の字を集めて咸亨3年(672)に作られた石碑《集王聖教序》を臨書したものです。 《集王聖教序》は《集字聖教序》とも呼ばれ、原碑は現在、西安碑林にあります。集めた字をテキストにあわせて並 […]

       

隷書臨史晨碑巻

本作は後漢時代の建寧2年(169)に建てられた石碑《史晨碑》を臨書したものです(図版は巻頭部分)。 《史晨碑》は、魯の太守であった史晨が孔子廟を祭った時の文2編を刻した石碑です。一つの石の両面に文字を刻しており、それぞれ […]

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