楷書宝沈盦侍郎書家稿冊

宝熙(1871~1942)は、清の宗室愛新覚羅氏。字は仲明、号は沈盦。清朝・民国・満州国で官僚をつとめつつ、書法・詩文の才能でも知られた。本作は、宝熙が光緒16年に叔父の奎潤の遺詩稿を手抄し、35年後の民国14年にあらた […]

       

行書冊

包世臣(1775~1855)、字は慎伯。号は倦遊外史、倦翁など。安徽省県の人。嘉慶13年(1808)の挙人。経世・軍事に対する識見は高く評価されたが、進士には及第せず、道光18年(1838)特別任用され、江西新喩知県とな […]

       

行書団扇

呉大澂(1835~1902)は、蘇州出身の清時代を代表する大官金石学者です。古代の文字学を中心に研究し、青銅器に残された「金文」に詳しく、『説文古籀補』や『愙齋集古録』などを出版しています。 書は金文・篆書を得意とし、当 […]

       

楷書五言対聯

今回は福を引き寄せる作品を紹介します。 清末民国初期に上海で活躍した曾熙(そうき・ 1861~1930)の対聯です。本作の「丹禽(たんきん)」とは「赤い鳥」もしくは伝説の瑞鳥である「鳳凰(ほうおう)」をさします。「朱華」 […]

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