切竹硯(凌雲銘)

竹を水平に切り取ったような形をした小品の硯で、展示の裏面には、石眼を胴体部分に見立てた蜘蛛が彫られ、蜘蛛は、細い糸を吐き出している。 裏面に大きく「趣唯(?)得」の印があり、側面には「凌雲」の印と、白居易「養竹記」を改変 […]

       

宝珠九龍硯

円形の墨池を中心に、宝珠を手にした九頭の龍が大胆に彫刻された雄大な硯である。墨池には蓋があり、蓋部分にも同様に龍が彫刻されており、中央の龍は宝珠を口から吐き出そうとしている。 材質は石炭石であり、石炭石はその柔らかい性質 […]

       

硯板

【参考文献】 石原渉「観峰館所蔵品 漢代・長方形板石硯およびその研石について」『観峰館紀要』第15号、公益財団法人日本習字教育財団観峰館、2020年 観峰館紀要 第15号

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved