新館 特別展示室
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【展覧会概要】
東洋絵画の画題には、植物や鳥類を描く「花鳥画」や、故事や物語を題材とした「人物画」などがあり、それら画題の多くには、長寿や子孫繁栄などおめでたい意味や、中国古典の一場面などが表現されています。
そして前近代では、中国人だけでなくその影響を受けた日本の知識人であっても、たとえば「一羽のサギと芙蓉の花」という画題を見ただけでその含意が理解できました。
しかしながら、作品に込められたこれらのメッセージは西洋文化の流入とともに次第に忘れられ、今の我われには意識的に読み解かなければ伝わらないものになってしまいました。
本展では、観峰コレクションの近代中国絵画を対象にして、画題に隠された意味を謎解きながら紹介します。中国絵画の画題は日本絵画にも継承されているため、本展を通して身の回りにある作品の意味も見えてくるでしょう。
▼出品リストはこちら
令和5年(2023)観峰館 夏季企画展「画題を探る―中国絵画に隠された意味―」展示作品リスト(172KB)
【主な展示作品】
動植物の画題
動植物を描いた作品には、植物をメインとした「花卉画」や、植物と鳥類による「花鳥画」、獣を描く「走獣画」などがあります。そして作家たちは、題材となる動植物が持つ性質や掛け言葉を組み合わせて、おめでたい意味などを暗喩した作品を制作しました。
ぜひ解説文を参考にしながら、画題のメッセージを読み解いてみて下さい。
人物などの画題
人物をメインとする「人物画」には、歴史上の人物や故事に登場する主人公以外にも、仙人など異世界の存在も描かれています。そして、人物の容貌や構図、さらに着衣や持ち物などのモチーフを見れば、「誰が何をしているか」がわかることがあります。また、動植物画と同様に、掛け言葉によるメッセージなども秘められている場合があります。
陳崇光と銭慧安
観峰館には、清末に活躍した画家である陳崇光(1839~1896)と銭慧安(1833~1911)の絵画作品が複数収蔵されています。そして彼らの作品には、本展で取り上げてきた、人々の幸福への願いや、中国でよく知られた物語を題材にしたものなどが多く含まれています。ここでは、この両者の作品を選び出してご紹介します。
▼バーチャル観峰館でも夏季展をご覧いただけます(2023年7月1日(土)からご覧いただけます)
【イベント情報】
▼土曜講座
【関連出版物】
※本展の図録ではございませんのでご注意ください。
【メディア掲載情報】
【広報物】
夏季企画展「画題を探る―中国絵画に隠された意味―」A4チラシPDF(1.56MB)
▼報道関係の皆様へ
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【お得な情報】
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【同時開催】
バーチャル観峰館「コレクション展 硯Ⅳ」
「文房四宝」の一つである硯は、文人たちにとって身近な存在であり、実用品であると共に鑑賞用として人びとに愛されました。
この展覧会は、硯展の第4弾として、当館所蔵品1300面より厳選した40面を展示し、各硯の形式や特徴、芸術性などをご紹介します。すべて初公開の作品です。
「書の文化にふれる博物館」らしい展覧会を通して、観峰コレクションの層の厚さを、とくとご覧あれ!
※バーチャル観峰館の本館4階展示室で公開いたします(実際の展示はございませんのでご注意ください)
▼出品リスト
令和5年(2023)バーチャル観峰館 夏季展「コレクション展 硯Ⅳ」展示作品リスト(204MB)
バーチャル観峰館「観峰コレクションの知られざる名品-初公開の中国書法-」
今回は、観峰館でこれまで展示したことがない書の作品ばかり集めました。
展示作品には、大きすぎて実際の展示室には掛けられないものや、表装の劣化がひどく数カ月の展示に耐えられないものも含まれています。
現実では展示できないけれども、仮想空間だからこそご覧いただける。そんな展示を目指しました。
※バーチャル観峰館の本館5階展示室で公開いたします(実際の展示はございませんのでご注意ください)
▼出品リスト
令和5年(2023)バーチャル観峰館 夏季展「観峰コレクションの知られざる名品-初公開の中国書法-」展示作品リスト(245MB)
【動画】
【その他お知らせ】