臨書四屏

2幅目「篆書臨嶧山刻石軸」解説 中華民国期に書家として活躍した馮文鳳(1906~1971)が、始皇28年(前219)に刻された「嶧山刻石」を臨書した作品です。細身の線で書かれた篆書体が、マス目の中に整然と並んでいます。ニ […]

       

秦蒙将軍之像碑

蒙恬(?~前210)は秦時代の将軍であり、匈奴討伐などに功績を上げた人物です。李信(生卒年不詳)の副将も務めていました。蒙恬といえば、筆の発明をしたという説があり、千字文にも「恬筆蔡紙」の句があります。現在では、筆を改良 […]

       

宋徐鼎臣臨秦碣石頌

「碣石頌」は「碣石刻石」とも呼ばれ、秦の始皇帝が河北省昌黎県の西北の土地・碣石を巡遊したときに建てた記念碑です。原石は失われたとされています。本書は、北宋の徐鉉(916~991)が臨書した「碣石頌」を、孔唯明なる人物が双 […]

       

碣石頌

「碣石頌」は「碣石刻石」とも呼ばれ、秦の始皇帝が河北省昌黎県の西北の土地・碣石を巡遊したときに建てた記念碑です。その文字は李斯が書いたと伝えられますが、原石が早くに失われてしまったとされています。この拓本は北宋の徐鉉(9 […]

       

嶧山碑

「嶧山碑」は「嶧山刻石」とも呼ばれる、秦の始皇帝が山東省の嶧山を巡遊したときに建てた記念碑です。始皇28年(前219)に刻されました。その文字は李斯が書いたと伝えられますが、原石は失われてしまい現存しません。現在見ること […]

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