日本外史

江戸後期の歴史書。22巻。頼山陽著。文政10年(1827)成立。天保7~8年(1836~37)頃刊。源平二氏以降徳川氏までの武家の興亡を、漢文体で記したもの。 当館所蔵本は、頼氏蔵版本。松平定信序(「風月翁」、文政12年 […]

       

日本女装 中編

神坂雪佳(1866~1942)は、近現代の日本の画家、図案家。京都に暮らし、明治から昭和にかけての時期に絵画と工芸の分野で多岐にわたる活動をした。本名は吉隆。 本作は、半紙に墨を用いた木版画集であり、雪佳は編集という形で […]

       

前賢故実

江戸後期の伝記集。10巻20冊。菊池容斎編・画。天保7年~明治元年(1836~68)刊。神武天皇から後村上天皇までの明君・賢人500人余りの肖像を描き、略伝を記述したもの。画像は、巻之六「藤原道長」。

       

老子出関図

中国では、宋・元時代に儒教、仏教、道教の三教の融合が進み、絵画においても禅僧や儒者が老子図をしばしば描いた。老子出関図は、牛を伴い関所を過ぎようとする老子が、関守尹喜に「老子道徳経」を授けた『史記』の一場面を描いている。 […]

       

行書七言詩軸

長三洲(1833~1895)肉筆の行書幅。臨居に咲く梅の花の香りが満ちた様子を題材に漢詩を読み、友の家へと訪れ、その交流を深めようとする七言絶句である。三洲の書は、明治13年(1880)の楊守敬(1839~1915)の来 […]

       

行書蘇軾詩軸

日下部鳴鶴(1838~1922)は、名を東作、字を子晹という。彦根藩士田中家の次男として生まれ、日下部家の養子となる。明治13年(1880)、楊守敬(1839~1915)の来日により、巌谷一六(1834~1905)、松田 […]

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