日-書-159
       

唐臼図

江戸時代の禅画といえば、白隠(1686~1769)。観峰コレクションには白隠の唐臼図があります。白隠は唐臼を「空うそ」とかけて、仏法とは言葉では説明できないものだが、人びとに伝えるには時に言葉という方便を用いて語る、つま […]

       

俵の藤太

昔々、俵 藤太という勇敢な武士がいた。ある日、冒険を求めて美しい湖から流れ出る長い橋に来ると、20フィート(約6m)もある大蛇が横たわっていた。しかし彼は勇敢にもそれを踏み越えて進んでいく。すると大蛇は小人になってひざま […]

       

桃太郎

「日本昔噺」シリーズの記念すべき第一号です。お婆さんが川から流れてきた桃を家に持ち帰り、桃を切ろうとしたところ、桃から男の子が誕生しました。おじいさんとお婆さんは、その子を桃太郎と名付け大事に育てます。成長した桃太郎は、 […]

       

大黒天図

墨一色で可愛らしい「大黒さん」を描いた作品は、白隠慧鶴とならぶ禅画の名僧、仙厓義梵が描きました。 米俵に乗り、右手に小槌、左手に福袋を持つ一般的な姿ですが、なぜかくすっと笑えるのは、仙厓禅画の魅力でしょう。賛は、龍女の三 […]

       

聖徳太子孝養像

聖徳太子像は、彫刻、絵画の分野で数多く制作されました。そのうち孝養像は、太子が十六歳の姿を表すもので、父・用明天皇の病気の平癒を願う姿を描いたものです。 髪を角髪に結い、袈裟と横被を着て右手で柄香炉を持ち左手を添える姿は […]

       

篆書千字文

市河米庵(1779~1858)が篆書で書いた千字文。残念ながら、書いた年は不明である。冒頭に「米庵」印(3.8×1.9)が押されている。様ざまな書体を学んだ米庵の博学ぶりが伝わる作品。見返し部分には、蘭が描かれており、「 […]

       

広沢先生千字文

細井広沢(1658~1735)筆による千字文は、2種の版本が出版されている。先に出版されたのは、草書千字文であり、その後、楷書千字文が出版された。共に、赤城山人の跋があり、平林静斎(1696~1753)がその書を書いてい […]

       

八日市矢立

矢立は、『源平盛衰記』や『太平記』などを文献上の初出とし、近世以降に多く利用されている。近江商人は天秤棒と矢立をもって遠隔地に出かけていたため、地元で生産された八日市矢立は当時から全国に知られていたものである。八日市矢立 […]

       

八日市矢立

矢立は、『源平盛衰記』や『太平記』などを文献上の初出とし、近世以降に多く利用されている。近江商人は天秤棒と矢立をもって遠隔地に出かけていたため、地元で生産された八日市矢立は当時から全国に知られていたものである。八日市矢立 […]

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