松声泉韻図扇面

呉穀祥(1848~1903)は、清時代末の画家で山水画を得意としました。款記には「六如(明時代の山水画の名手 唐寅(とういん 1470~1524))新羅(清時代前期の画家 華嵓(かがん 1682~1755?) 号を新羅山 […]

       

擬清渓山水図

款記にみえる『擬清渓筆』は、清初の王石谷の弟子・「姚濤(ようとう)の筆に擬(なぞら)える」という意味で、姚濤も虚谷と同じく、若くして僧となった画家である。なにか思いを通じ合わせるものがあるのだろう。

       

春夢図

霞がかかる庭に面した窓辺で、女性が本を枕にうたた寝する。春の快適さを感じさせる作品である。春眠の心地よさに鶯も羨むと記されている。 胡錫珪(1839~1883)は、字を三橋といい、江蘇蘇州の人。美人画と水墨白描画にすぐれ […]

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