馮媛（？～前6）は、漢の元帝（前74～前33）の側室として後の中山孝王（？～前8年）を生んだ人物です。元帝に深く寵愛され、同じく側室であった傅昭儀（前1世紀～前2年）とは１、２を争う程でした。あるとき、元帝が檻で猛獣を闘 […]

沈世傑（生卒年不詳）は、清時代後期の宮廷画家。特に同治年間にその名が知られ、人物画を得意とした。本作は、款記に「臣沈世傑恭画」とあるように、皇室への献上されたもの。魚は中国語音が「余」・「玉」に通じるため、富裕を象徴する […]

王伝燾（1903～1978）、字は季眉、民国初期に上海で画名を馳せた王震（1867～1938）の子。幼い頃から父とその師であり友であった呉昌碩の薫陶を受け、とくに山水・花卉を得意とした。本作は、花瓶にいけられた白鶴花（タ […]