蘭石図横披

理昌鳳(生卒年不詳)は、清時代初めの「揚州八怪」の一人・鄭板橋(1693~1765)の弟子です。元の姓は李で、幼いころ貧しく出家して僧侶になったり、道教の道士になりました。書画に巧みで、書は唐の懐素を学び、蘭や竹は青々と […]

       

美人図

今月号は、団扇を持つ美しい女性を描いた、初夏の季節にぴったりの作品です。 この作品は、これまでご紹介した中国・清時代の美人画とは趣が異なっています。特徴的なのは、目の周りに施されたお化粧や口紅のあざやかな色遣いで、右上方 […]

       

猪図斗方

本作は、餌を食べる親子のブタを描く。中国語の「猪」はブタを指し、イノシシは「野猪」と表記する。家畜化されたブタは財産であり、富裕の象徴とされた。古代、死者に玉製のブタを握らせて埋葬する習慣があったが、これは死後の裕福を願 […]

KAMPO MUSEUM IN SHIGA ©︎ All Rights Reserved