合作花鳥楷書団扇

円窓の右半分に史常鑣(?~1921)の花鳥画。左半分に芮鍾琦(生卒年不詳)による蘇軾詩「張子野詩」がある。合作としながらも、それぞれの作品に関連はないように思われ、円窓形の絹本の中央に団扇に骨跡が見られるので、元の団扇の […]

       

欧陽脩秋声賦図

杜士豪(1900~1978)作「欧陽脩秋声賦図」は、欧陽脩(1007~1072)が秋の訪れに人生の無常を感じて詠った「秋声賦」の詩情を描いたものです。「秋声賦」は「欧陽子夜に方って書を読むに、声の西南より来る者有るを聞く […]

       

木蘭図扇面

本作は、武装して馬にまたがる女性を描いている。これは「木蘭詩」に詠まれた伝承のヒロインの木蘭で、老いて病がちな父親に代わって男装して従軍し、異民族との戦いに功績を挙げ、十数年後に帰郷するまで全く女性だと疑われることはなか […]

       

梅花読書図団扇

本作は、独特の装いの高士が、気高さの象徴である梅の木の下で読書するさまを描いている。中国絵画の人物画には、高貴な文人(高士)を画題とするものが非常に多い。作中にある「細嚼梅花読漢書」の句は、対聯作品によく選ばれる文言で、 […]

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