山水図

胡粋中(1899~1974)は水彩画を得意とした画家である。蘇州の美術専門学校を卒業後日本に留学し、日本大学で芸術の研究に従事した。帰国後は蘇州美術会の会長などをつとめ、解放後は美術学校の教授を歴任した。また、国内各所で […]

       

松寿図

屈兆麟(1866?~?)は、字を仁甫といい、北京の人。清朝宮廷の如意館で宮廷画家として仕え、慈禧皇后(1835~1908)の代筆を務めた。1924年、民国政府の命により、溥儀が紫禁城を追われると、民間に下り、売画生活を送 […]

       

蘇軾小飲図

本作は、二人の人物が、対座して碁を打つ姿を描く。手前の人物が蘇軾( 1037~1101 号・東坡)で、向こう側が閑山居士(未詳)。引用される詩は、蘇軾が閑山居士と春の日に碁を打ちつつ酒を飲んだ際に詠んだ「与閑山居士小飲」 […]

       

山水図扇面

篆書の名手として、親友の趙之謙(1829~1884)から一目を置かれていた胡澍(1825~1872)ですが、篆刻の他にも文人らしい枯雅な山水図を遺しています。何気ない構図ですが、樹木の葉先や土坡の影に濃い墨を効かせて、画 […]

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