鐘馗図団扇

本作は、日本でも馴染みある鍾馗を描いている。伝説では、鍾馗は終南山出身で科挙に合格したが、容貌が醜く仕官することが叶わず、悲嘆の上自害した。後、玄宗皇帝の夢に出て鬼を食い殺し、その病を快癒させたことから、魔よけとして祭ら […]

       

花卉博古図横披

蓮渓(1816〜1884)は、清時代後期の僧。字を蓮渓といい、野航、黄山樵子と号した。江蘇省興化の人。画によって生計を立て、花卉・山水等を得意とする他、篆刻にも工であった。揚州周辺に居寓した文人たちと盛んに交流した。本作 […]

       

折梅図

中国清時代後期には、中国社会の変革の中で、本作のような美女を題材とした絵画が流行する。惲懐英(生卒年不詳)は、蘭陵女史の号で知られる。江蘇省常州の出身。源濬の末娘で、清時代初期を代表する画家の一人・惲寿平(1633~16 […]

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