行書八言対聯

汪洵(1846~1915)は、字を子淵、号を淵若といい、江蘇陽湖の人。光緒18年(1892)の進士。50歳頃より上海に居住し、書を売って生計を立てた。詩・書・画・篆刻にすぐれ、とくに書は、顔真卿(709~785)を学んで […]

       

隷書臨西嶽華山廟碑軸

楊峴(1819~1896)は、清時代後期の隷書の大家として一家を成した人物です。この作品に見られるように、独特の波磔表現が特徴です。個性的すぎてまねて書くことはお勧めできませんが、鑑賞して味わうという意味では、表現の可能 […]

       

臨書四屏

作者の伊立勲(1855~1940※異説あり)は、清・乾隆時代の隷書の大家として有名な伊秉綬(1754~1816)の玄孫にあたります。6歳の時に起こった太平天国の乱で、曽祖父・伊念曽(1790~1861)と祖父が兵禍に遭い […]

       

行書七言対聯

阮元(1764~1849)、字は伯元、号は芸台(うんだい)。諡は文達。江蘇魏徴の人。乾隆54年(1786)の進士。戸礼兵工部の侍郎や、浙江、江西、河南の巡撫、湖広、両広、霊貴の総督を歴任し、道光15年(1835)に体仁閣 […]

       

隷書七言対聯

桂馥(1736~1805)は、字は未谷、雩門といいました。清時代中期の文字学者として有名です。 この作品は、唐・玄宗(685~762)の石台孝経の書風を倣ったものでしょうか、独特の文字表現があります。彼は、誰かれなく頼ま […]

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